施設の概要

山村都市交流拠点施設(以下「本施設」という。)は、設楽ダム建設事業をきっかけとして、水の利益を受ける豊川(とよがわ)下流域5市(豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市)が平成20年12月の「設楽ダム建設同意に係る確約事項」に基づき、設楽町に整備する施設です。

下流地域は、水源地域の理解と協力なくして発展はありえず、水源地域がこれからも振興していくことで、安定した水資源の恩恵を受けることができます。したがって、上下流は一体であるとの認識に立ち、本施設を山村部と都市部との交流を図る拠点として、東三河広域連合が整備運営主体となり、検討を進めていくものです。

 

施設の構想・計画

令和3年7月に豊川水系総合開発促進期成同盟会が「山村都市交流拠点施設基本構想」を策定しました。基本構想を基に策定する基本計画については、現在検討中です。策定しだい、ホームページ上に掲載いたします。

※基本構想について、詳細は以下「山村都市交流拠点施設基本構想」のPDF資料をご覧ください。

 

施設の目的

水と森林の恩恵を絆とした上下流交流の推進並びに東三河地域外からの人の流れの創出による設楽町及び東三河地域全体の地域振興への寄与を目的に設置します。

 

施設のコンセプト及び目指す姿

コンセプト

楽しみながら交流し、「水」と「森林」の大切さや魅力を知ってもらう

  • 水の恩恵、森林の役割を体感してもらい、水源保全の意識や地域の絆を深める場
  • レジャー、癒しを提供することで、年齢を問わず多くの人々がつどい楽しむ場

目指す姿

地域の魅力をつなぎ、設楽町・東三河を輝かせる施設

人々がつどい、ひと・もの・体験をつなげることで、地域のにぎわいを創出し、設楽町と東三河地域全体を輝かせる施設を目指します。

概念図

概念図画像

 

施設の機能

本施設の目的を実現するため、以下の内容を踏まえながら今後の施設整備を検討します。

配慮すべき事項

  1. 誰もが使いやすい施設
  2. 水と森林の大切さ魅力を感じられ、環境と調和のとれた施設
  3. ひと・もの・体験がつながることで地域振興が図られる施設
  4. 持続的な施設運営が考慮された施設
  5. 情報通信技術を活用した施設

機能・効果

  • 「水と森林について学ぶ」
  • 「水と森林で遊ぶ」
  • 「水と森林の中で創る」

※「学ぶ」、「遊ぶ」、「創る」の機能を備えることで、にぎわいが生まれ、雇用の創出など地域経済の振興(潤い)が期待できます。

建設用地及び位置図

建設用地は、ダムサイト土捨場(仮称)(北設楽郡設楽町清崎字浜射場1-4ほか)の約5.9haで、形状(建設工事開始時点では平面に整地された状態の予定(法面を含む))は以下のとおりです。

山村都市交流拠点施設建設用地の画像

山村都市交流拠点施設建設用地

 

検討状況の経過

検討状況の経過については、下記のページでご確認ください。